「横山幸雄 夏のコンサート 2018」を開催いたしました

今回、初の試みとして、コンサート前に横山先生による公開レッスンを開催することにし、レッスン生を公募したところ

渡辺茉里子さん(静岡雙葉中学校)

受賞歴
日本イタリア協会 特別優秀大賞、カワイ音楽コンクール 全国大会銅賞、ショパン国際ピアノコンクールinASIA、全国大会金賞、アジア大会銀賞、その他各種コンクールにて受賞。

が選ばれ、レッスン生として、ベートーヴェンのピアノソナタ第24番2楽章、ドビュッシーのベルガマスク組曲よりプレリュードを演奏し、横山先生のレッスンを受講されました。演奏だけでなく、その的確な指導にも定評のある横山先生のレッスンが真近で聴講できるとあって、熱心なお客様がコンサート前から集まり、指導に耳を傾けていました。

 

 

公開レッスンの後は、ウェルカムドリンクを挟んで、いよいよ横山先生のコンサート。

今回、没後100年を記念しての特別プログラムで、ドビュッシーの作品が多く弾かれました。

サロンならではの、演奏者とお客様の親近感がより得られる、曲の説明を先生ご自身がされ、演奏するスタイルで進行されたのですが

自作の「牧神の午後への前奏曲」では、「わりと楽譜に忠実に編曲していると思います」

というお話でしたが、忠実ながらも随所に「横山幸雄らしさ」の見える、センス溢れる和声使いで、作曲家としての才能も改めて感じることができました。

 

少し日にちは過ぎていましたが、7月14日はフランス独立記念日。
この日演奏されたドビュッシーの「花火」の最後の部分には、花火のあと、遠くからかすかに聴こえる「ラ・マルセイエーズ」が挿入されています。

そんなことも考えられながらの横山先生の選曲だったのでは、と思わせる、本当に夏にふさわしい、暑さ吹き飛ぶ爽やかなひとときを過ごすことができました。

コンサートの後は、1階にある「ひのきの森byBMD」に移動して、横山先生を囲んでのお食事、懇親会でした。

毎回、岡山から送られてくるお野菜を使ったお料理、そして今回は横山先生の経営される「リストランテ・ペガソ」からのスパークリングワインと、ひのきの森の故郷である岡山県産のワインなどとともに、横山先生とお客様との楽しい時間を共有いたしました。

 

 

次回、横山幸雄先生のコンサートはクリスマス前後を予定しております。

今回は初めての試みで、急な告知となってしまった公開レッスン生募集につきましては、今後はコンサートの企画日程と同時に募集し、音楽を愛する若者たちへの応援も、このひのきの森musicからして行きたいと考えています。

 

今回、聴き逃してしまった皆さま!次回、ぜひご来聴ください!!スタッフ一同、心よりお待ちしております。